
幸せご飯をお昼に頂いて次に向かった先は、カステルデルモンテ。
お城の周辺のブドウ畑で作られるら赤ワインDOC。オリーブオイルそして、この近くのピアーノパドウーラ農園はブッラータの発祥地でもあります。
なだらかな見はらしのよい丘にただずむ黄金比の8角形をかたどるお城、カステルデルモンテ。
1ユーロコインの裏は、なんとこちらのお城がデザイン。
13世紀にフェデリーコ2世によって建てられたお城でした。キリスト教会から波紋という仕打ちを受けられたフェデリーコ2世。狩りをしている最中に腹痛によってこの世を去り、彼の死後長い間幽閉され、装飾品は何者かにより持ち去られてしまい、お城の存在も薄くなっていましたが、19世紀にイタリア統一国家に買い採られてその後、修復が行われ1996年ユネスコ世界遺産登録されたました。8角形の角にも8角形の小塔が建てられた珍しいお城。(8角形の建物というと礼拝堂、聖地エルサレム、皇帝礼拝堂、教会が主でお城としては、本当に珍しいもの。8角形は、イスラムでは、風位と宇宙的均等。天国をあらわすものだそうです。ちなみに日本や中国では風水で「世界」を意味して「すべてよい運を引き寄せる力のあるもの」だと考えられています。また、科学的にも「最も安定する形」を表すそうです。)
建設にあたってスコットランドの天文学者を呼んで、天文学的、数学的に設計されたそうです。
中庭から夜空を見上げると北極星ヴェガスが見れるんですって。
こちらのお城、軍備設備がなく、敵が攻めてきたときには、フェデリーコ2世、話し合いで和解成立したという。(彼は、多才で7各語を読み書きでき、9各語を話し、歴史学、天文学、進学、数学、植物学を学びました。)
別荘、宴会の施設として建てられたようなのですが、宴会を開くための大きな厨房もなく謎の多いお城。
神秘的で美しい!




雨水を貯水槽に伝わるように2重構造に壁が作られています。


お城からの眺めも良く、とてもきれいな夕焼けを見ることができました。
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