毎日、動画で朝ドラの「ごちそうさん」を見るのが楽しみです。
日本ならではの食事の挨拶。
「頂きます。」は、「私のためにの動植物の命頂きます。」と言う「命への感謝の気持ち」を表します。
「ご馳走様。」は、「馳走ちそう」「葬走ほうそう」共に「走る」の意味で、お招したお客様のために
馬を走らせ、食材を遠方まで集めに行った事と手間をかけて料理した方への「人への感謝の気持ち」が込められているそうです。
「ごちそうさん」は、トラばあちゃんがドラマの中で、そんな説明もしていましたね。
め以ちゃんの恋の予感もして、男女をのろける「ごちそうさん」にもつながるのかな?
「料理は科学」
科学、物理的なことが日々厨房の中で大活躍。
ドラマの中で
漬物のカサが減るのは?
野菜をつけると、ぬか床の塩の浸透圧で、中に含まれている水分が外に出る。
牛乳は、なぜ白いの?
水中にタンパク質や脂肪の小さい粒子=コロラド粒子が浮いているから。
魚が網にこびりつかず焼くには?
魚の蛋白質の凝固は60℃なので網を60℃以上に熱する。
赤シソを茹でると紫の色素→酢を加えると赤の色素これは?
酢の酸性の色素が反応してアントシ二アンの色素の赤になる。
美肌と疲労回復に良い。
カステラは、ナイフで切るより割って食べたほうがおいしい?
割った口が、ぎざぎざになるので、舌にあたるカステラの表面が増えるから美味しさをより感じる。
スコッチエッグの卵がとろとろでお肉も硬くならずジューシーな仕上げにするには?
卵は、肉より熱が伝わりやすいのでラグビーボール型(楕円形)にして、揚げるとよい。
ラグビーボール状にゆで卵の両側に肉を固める事により、肉の総量を変えずに肉もジューシで半熟とろとろ卵のスコッチエッグが完成!
黄身とソースとお肉が一体になったスコッチエッグが、食べたくなってしまったので作ってみましたよ!
友人は「スコッチエッグ」を「爆弾」といいます。うずら卵でつくる時は「ミニ爆弾」と言います!
失敗はマレですが、油で揚げるのを失敗すると卵が飛び出てきて「パン}と音を発てるとか。
面白いですよね。
さつま揚げの中にゆで卵が入っている具も「爆弾」っていいますよね。
おでんでこの具を注文する時にみんな「爆弾頂戴って」言います。
卵の茹で方
普通に茹でる
①室温の卵を沸騰した湯に入れ6分茹でます。
少量の水で茹でる?蒸す?ゆで卵の作り方
①卵を室温にしておきます。
②鍋に5ミリぐらいの超少量(又はお玉一杯だと卵の個数関係なく作れます。)の水を入れ①の卵を4個置き、蓋をして水を沸騰させます。(2分で沸騰)
③沸騰したら3分。(半熟なら4分半。固ゆでなら6分で火を止め、蓋をしたまま3分置く。)
スコッチエッグの作り方はコチラ→
「め以子のごはん帳」
私は100%牛肉を包丁で叩いて挽肉にしました。
ポイント
*玉ねぎをごく細かく刻む
*肉だねはよく混ぜる。
*卵を肉だねで包む時に、卵を水でやや湿らして小麦粉をまぶしてから包む。
*小麦粉、とき卵、パン粉をを1度つけたら冷蔵庫で寝かせてから、もう1度衣をつけると衣がハゲない。
卵がとろとろだっとやっぱりおいしい!
スコッチエッグはイギリス料理。
scotchスコッチと言うと「スコットランド」「テープ」や世界で一番飲まれている「ウイスキー」=スコッチを意味する単語ですが、スコッチエッグは、スコットランドの料理の意味で、呼ばれているワケではないようです。
辞書に出ている「~を終わらせる」「つぶす」「~を生殺しにする」と言う意味では、ないですよね。
「~をスコッチする」は「~を包む」という意味という方も、いますが英語の訳では見つけられません???
テープのスコッチから貼り付ける=卵に肉を貼り付けるなんて?
名前の由来は、よくわかりません。
18世紀ごろ、ロンドンの紅茶フォートナム&メイソンがソーセージミートでゆで卵を包んで衣をつけて揚げたものを、イギリスに広めたのが始めで、イギリスのバブや軽食、ピクニック料理として親しまれています。
歴史からすると、インドがイギリスの植民地時代に伝えた料理かな?
スコッチエッグは、ムガール料理=宮廷料理という説も。(ムガール帝国(ムガルはペルシャ語でモンゴルという意味。インド北部、パキスタンなどをモンゴルの遊牧貴族が支配していた時に中央アジアやペルシャの影響を受けた料理。)インド、アフガニスタンなど中近東やアジアの国々にも広まった料理。「ナルギスカバブ、コフタ」と言ってカレーやトマトソースでいただいたり、パラグアイエリアでは「アルボンディガコンロース」と言ってトマト煮。
イランではゆで卵とプルーン、ナッツも一緒にひき肉で包んだ「クーフテタブリーズイ」という料理があります。
最後に「料理は科学」で「胃袋が宇宙」と行っていましたが、
「胃袋が宇宙」はめ以ちゃんみたいによく食べれる人=胃袋の容量が無限で、たくさん食べれるフードファイターのような人の胃袋の事ですが、私は「道具が宇宙」と以前本で読んだときに、納得しました。道具を使うことによって無限に料理をグレードアップ出来るからです。
科学、物理は、料理だけでなく、実は私たちの日常生活のいろいろなところに存在しているのですよね。この話は、またいつかお話をすることにします。
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