titiさんのリクエストにお答えしてカレッティエッラを紹介します。
フィレンツェ生まれのトマトベースのにんにくと唐辛子の利いたピリ辛パスタ。
spaghetti all'arrabiataのフィレンツェバージョンです。
フィレンツェの老舗のお店「Trattoria Armando」の名物パスタとしてお店を訪れる人が多いとか。
カレッティエッレの名前の由来は馬車引きの御者の意です。
御者が馬車に乗せた客を外で待っている間や仕事の合間に細麺を使って(短時間で茹でられるから)寒い時期に体を温めてくれるにんにくと唐辛子が入ったトマトパスタを食べたのがはじめ。
唐辛子は冷え、しもやけに良く、血行をよくし、体を温め(熱を体内に封じ込める)、殺菌力があるのでカビや食中毒、外気の菌を阻止し、免疫力もアップしてくれるというスグレ物です。
スパゲッティアラカレッティエッラ
材料(4人分)ホールトマト瓶500~800g 鷹の爪5本(辛さはお好みで)にんにく大5~10片 de ceccoのパスタ (n10)400g 塩、胡椒適量 オリーブオイル適量 バジルかイタリアンパセリみじん切り適量
作り方①にんにくをみじん切りします。②フライパンにオイルを引き弱火でにんにくに香りが出るまで炒め(この時私は、アチュゲを1ヒレとケイパー2個を微塵にして一緒に炒めて香りが出てきたら白ワインを少し入れ蒸発するまで炒めます。この作業はオリジナルのカレッティエッラにはありません。これに黒オリーブを入れればブッタネスカという別のパスタ。)トマトをいれ塩、胡椒。(私は入れませんがコンソメキューブを半分いれてもいいです。)しばらく煮て味を整えたらソースの完成。③茹でたパスタにソース、ゆで汁を絡めパセリかバジル、オイル入れフライパンの中でよーく合わせたら出来上がりです。
お皿に盛って
こちらのように豪快に持った方が美味しいかな。
おまけ
冬の寒い日にアブルッツォのおばちゃんが唐辛子を入れた足湯をしていました。これをすると1日脚が温かいままで入れるそうです。(アブルッツォは唐辛子の消費量が凄いんですけど、食べるだけでなくこうして足湯したり、魔除けに入口に飾ったり、虫除けに棚に入れておいたりもします。)
日本でも唐辛子エキス配合の靴下や腹巻、カイロ、湿布の成分(肩こり腰痛に効く成分が唐辛子に入っている)などに使われています。
カビが生えないように漬物に入れたり、米びつに虫除けに入れたりしますよね。
唐辛子の葉は、食べたことないですが(イタリアでも食べるという話は聞いたことがありません?)VCが多く、B2、カルシウム(しらすの10倍)、カリウム、鉄分が豊富だそうです。
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