こんにちワン。マレンマの国立公園近くでお昼ご飯を食べたお店のワン子です。
maremma=沼地、湿地温地帯の意味。以前は人が住めないくらいの沼地でマレンマカーボーイがこの地を開拓したとか。現在では干拓され農業や放牧が盛んなところになりました。
マレンマの国立公園は、オルブローネ~アルフレッドの故郷のタラモーネが指定されていて、野生のしか、いのしし、ガチョウ、サギ、フラミンゴ、たかなどが生息。
そしてマレンマ地区は本当に魅了的なところがまだまだたくさんあるんですね。
ローマ時代の考古学地区、テルメとワインではスーパートスカーナの産地。(2007年がマレンマのワインの当たり年だったようです。)
あっそういえばこちら、アクアコッタやトマトソース入りのカルボナーラ(=スパゲティブテッラ)の生まれた所なんですね。アルフレッドに聞くまで、トマト入りのカルボナーラが生まれた所なんて、気にしてませんでした。サフランも取れるんですって。そのほかのマレンマ料理といったら、兎のスモーク、いのししのアグリドルチェ、ウミドとトスカーナ料理で広く知られたもの。海沿いでは、同じくカチュッコやら.....。
それから、余り良くないトスカーナ人の言い回しに「Maremma maiale!」っあります。
私も、時々、厨房で使ってしまうことがあるんですが。頭に来た時、困った時に使う言葉で、「本当にまいちゃうな」とか「こんちくしょう」なんて言う意味です。でもなんで、マレンマを強調して言うのか疑問?これには、昔、湿原で蚊が多く「febbri maremmane」=マラリアが発生し、大変だった時代があり、いやな事があるとこのマラリアの事を重ねて用いるようになったとか。
ここで、ワン子のいたお店でいただいたものを、
マレンマ風クロスティーニといのししのサラミと生ハム
地の黒トリフのフィットチーネ
いのししのラグーのフィットチーネ
国立公園内をドライブ
緑が続く野原にしかを発見したのですが、シャッター遅すぎました。
国立公園を抜けると野菜畑がたくさんあり限りなく続く大地!
海、山、森、湖.....と大自然を満喫!キャンピングカーでの駐車場がたくさんありヨーロッパ各地からバカンスに訪れる方の多いところでもあります。
お店のワン子。サラミが大好きのよう。おねだりされて、おすそわけしました。(親近感のわくワン子。誰かに似ていると思ったら友人KENMANにそっくり。)
4つのランキングに参加しています。よかったらポッチお願いします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村