大晦日は友人夫婦とその友達と一緒にフィレンツェ郊外で過ごしました。
コックにとって31日は修羅場で朝から翌日の朝まで仕事をする日。
お休みなんてもっての他でした。
病気を患い、仕事復帰にも、もう少し時間がかかるので友人のお誘いでお食事に出かけました。
(「夫君は仕事なので私1人で大晦日を過ごす。」と言う話を友人にしたら誘っていただきました。)
郊外なので若者は少なく子供のいる家族やおじいさん、おばあさんグループがおもでした。
友人と「これではカジュアルにゆっくりのんびりおしゃべりをしながらお食事ができるね。」と話していましたが結構おじーさん、おばーさんも元気いっぱい食事をしながら流れる音楽に合わせて踊るは歌うは・・・。
世の中の人はこんなにも楽しんでいるのだと・・・。
お食事は
piatto san silvestroアフェタートミスト
Insalata di polpo eseppia con patate epomodoriniタコ、いか、ジャガイモ、ミニトマトのサラダ
Strigoli all'aragostella伊勢えびのパスタ
Tacconi al cinghiale猪のパスタ
Prosciutto arrosto con spinaci saltati豚肉のローストとほうれん草のソテー
Gamberoni in guazzettoエビのソテー(guazzetto=シチューですけどスープなし)
uva e dolce acqua vino spumante e caffe'白ぶどう、パンナコッタ、パンドーロ、水、赤白ワイン、スプマンテ、コーヒーをいただきました。
私は仲良しの友達ということに甘えがあってかなりリラックスしてしまっていたのと病気でしばらく外出をしていなかったせいか睡魔に襲われて居眠りコキコキ。でも本当に楽しかったです。
家に帰るとまだ夫君は帰宅しておらず4時に帰ってきました。
その後、お腹が空いて眠れないというので年越し蕎麦を作ってあげました。
ようやくクリスマスにもらった赤い下着をつけて眠りにつきました。
イタリアでは大晦日から新年に赤い下着をつけて寝ると「その年を幸せに過ごせる。」とか「福を呼ぶ。」 という言い伝えがあります。
赤は「力、精神、健康、豊かさ」の象徴としてローマ帝国初代皇帝アウグストゥヌの時代から新年に身につけられていたそう。
毎年、仕事の後に疲れて帰ってくると誰かしらプレゼントしてくれる赤下着を身に付けず眠ってしまい「赤下着」の存在すら忘れて年を迎えていたことに気づきます。
「赤い下着」というと「スガモーナ」と呼ばれる(巣鴨によく出没するおばーちゃんのこと。)お決まり下着を思い出します。
日本では「赤ふんどし」や「赤下着」は魔除けの意味もあるとか。
また赤色は交感神経を刺激して血液循環を高め、心拍数、体温も2~3度上昇。ホルモン刺激もあるそう。
中国でも赤い下着は「生きる力」健康的に体を温めると言われているそうです。
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