こんにちは。今日は、クレーシャを作ってみました。
クレーシャもピアディーナ(piada=大きいピアディーナ piadina=小さいピアディーナ)
同じ州でもさまざまなレシピがあります。水を牛乳にかえていたり、ラードのみを使う所もあればオリーブオイルのみ、また両方使う所もあります。基本的には、薄焼きのパンなのでイーストを入れないのですがイーストを入れたりイーストの代わりに重曹やベーキングパウダーを入れるところもあります。卵を入れる入れないと本当にさまざまです。
ピアディーナは、りミニから発祥してラベェンナ、フォルリと海沿いの町に伝わりやがて州全土に広がりました。(カットーリカのレストランの近くにも、ピアディネリアがあって、おいしいと評判)マルケ州に近い土地は生地が段々厚くなっていくとのことでした。(だからって、マルケの中でも本当に厚い生地のものもあれば、ピアディーナみたいに薄い生地。それに、土地によっては、ラードをたくさんいれパイ生地のようにサックリ仕上げるところもあります。結局パスタと同様、十人十色のレシピが存在するんですね。)
マルケのクレーシャは、貧しい農民のパン。農家の方々が昔テラコッタに薄く伸ばし生地を載せ釜の中で焼いていたそうです。(このクレーシャ用のテラコッタを売っている所もあるそう。)ということで、エミリアローマーニャ州のパンがマルケに伝わったというものでもないんですよね。
マルケの人とエミリアローマーニャ州の人にそれぞれ聞けば、きっと「私たちのパンが他州に伝わった」ということでしょうね。
今日、私が作った生地は、マルケの旅で鍾乳洞行きのバスを待っているいただいたものを再現してみました。この出店でもすでに超分厚い生地とピアディーナより、やや厚めの生地が存在し、私は、やや厚めの生地でつくってみました。
クレーシャ
材料 小麦粉500g ラード30g 重曹小1弱 塩小1 イースト20g
作り方①小麦粉に全ての材料を合わせ軽くこね、15分ぐらい休めたら3等分にカットして薄く伸ばします。あとは、熱く熱した天板に載せ焼きます。
*お好みでラードを80gまで増やしてパイ生地の用に仕上げてもいいと思います。
対外、生ハム、ハム、サラダ、チーズ(クレーシャは、ペコリーノチ-ズ)や炒め煮した野菜をいれていただいたりと。
今回は、ブレサウラ、エミリアローマーニャ州のsquqquerello(フレッシュチーズ。ピアディーナにつけて食べるのが定番)ルッコラ、チアスコロをあわせていただきました。
こちらが、そのチーズです。
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